【侍ジャパン】滑るとうわさのWBC公式球 赤星が解説するメリットとデメリットは
ダルビッシュ有投手(左上)、大谷翔平投手(右上)写真:AP/アフロ、松井裕樹投手(左下)、伊藤大海投手(右下)写真:日刊スポーツ/アフロ、WBC前回大会の公式球(中央)写真:ZUMA Press/アフロ
プロ野球解説者の赤星憲広さんは29日、日本テレビ『Going!Sports&News』に出演しワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の公式球について解説しました。
WBCで使用される公式球はメジャー仕様で“滑る”と言われています。そこから生まれる弊害について赤星さんは「滑る分、ピッチャーは強くボールを握ってしまう。そうすることで普段の投球感覚と違ってしまうことがあるので、とにかく感覚をつかむために多く投げることが大事かなと思います」とコメント。
また強くボールを握って投げることで、肘などの関節やじん帯に負担がかかり、ケガへとつながる恐れもあると言います。
一方でメリットもあるという赤星さん。「公式球はボールの縫い目が高く、指に引っかかりやすいと言われているのでスライダーが効果的に使えると思います。メジャーで活躍するダルビッシュ有投手や大谷翔平投手もスライダーを得意としていますよね」
フォークボールのように縫い目に指をかけない変化球はすっぽ抜けるリスクがありますが、指先を縫い目にかける変化球はコントロールしやすく、変化量も大きくなると解説。なので、普段はフォークを多用する投手もWBCではスライダーを使う割合が多くなるのではないかと予測します。
また、スライダーを武器とする侍ジャパンの投手の中でも、伊藤大海投手や松井裕樹投手がWBC公式球の恩恵を受けるのではないかとコメント。中でも、伊藤投手はクローザーとして起用するのもおもしろいと答えていました。
WBCで使用される公式球はメジャー仕様で“滑る”と言われています。そこから生まれる弊害について赤星さんは「滑る分、ピッチャーは強くボールを握ってしまう。そうすることで普段の投球感覚と違ってしまうことがあるので、とにかく感覚をつかむために多く投げることが大事かなと思います」とコメント。
また強くボールを握って投げることで、肘などの関節やじん帯に負担がかかり、ケガへとつながる恐れもあると言います。
一方でメリットもあるという赤星さん。「公式球はボールの縫い目が高く、指に引っかかりやすいと言われているのでスライダーが効果的に使えると思います。メジャーで活躍するダルビッシュ有投手や大谷翔平投手もスライダーを得意としていますよね」
フォークボールのように縫い目に指をかけない変化球はすっぽ抜けるリスクがありますが、指先を縫い目にかける変化球はコントロールしやすく、変化量も大きくなると解説。なので、普段はフォークを多用する投手もWBCではスライダーを使う割合が多くなるのではないかと予測します。
また、スライダーを武器とする侍ジャパンの投手の中でも、伊藤大海投手や松井裕樹投手がWBC公式球の恩恵を受けるのではないかとコメント。中でも、伊藤投手はクローザーとして起用するのもおもしろいと答えていました。