◇スピードスケートW杯長野大会　1日目(22日、長野市オリンピック記念アリーナ)

スピードスケートのW杯開幕戦長野大会、女子500mで21歳の吉田雪乃選手が自己ベストの37秒74を記録し、W杯初優勝。吉田選手は平昌五輪金メダリストの小平奈緒さん以来、日本人として3年ぶりの女子500mW杯制覇となりました。

この結果について「1位を取ったというのが、自分自身信じられないんですけど、この第一戦の長野大会で、日本で皆さんに見せられたのはすごくうれしかったです」と初々しい笑顔を見せた吉田選手。

またレースについては「自己ベストなので記録は嬉しい。トータル的にすごい動いてはいたかなと思う。100メートルの入りが自己ベストだったことと、その後に加速を生かせた」と納得の表情を見せつつも「最後のストレートでちょっと慌ててしまって、ばたついてしまったのが少し悔やむところかなと思ってます」と反省のコメントもしました。

吉田選手は2日目の女子1000mと最終日の女子500m（2回目）にも出場予定。「まずは明日の1000mとあさっての500mで気を抜かずにしっかり自分の滑りをしたい」と早くも次を見据えていました。

さらに、W杯参戦2シーズン目の今シーズンの目標を聞かれると「昨年も第1戦で自己ベストで良かったけど、その後が落ちてしまった。今年はそこをキープできるような滑りと連戦になるので体調も含めしっかり自分のベストな状態を作れたらいいなと思ってます」と昨シーズン以上の結果を残すことに意欲を見せました。