プロ野球・楽天の新入団選手発表会見が7日に行われ、ドラフト1位の宗山塁選手(明治大学・内野手)が意気込みを語りました。

宗山選手は3月に行われた侍ジャパンシリーズに選出されるなど、世代ナンバーワンの野手として注目されると、10月のドラフト会議では5球団競合の末、楽天が交渉権を獲得。

この日の新入団選手発表会見ではユニホーム姿を披露し、少しばかり緊張している表情を見せました。

「スタートラインに立てた心境なので、これからが勝負だと思っている。1日でも早くチームの勝利に貢献できるように、自分のよさを出して頑張っていきたい」とコメントした宗山選手。

自身の武器について「守備をアピールしてチャンスをつかみたい。走攻守のバランスの良さも武器だと思うので、プロの舞台でもアピールしてやっていきたい」と安定した守備力や、東京六大学野球リーグで歴代7位の安打数(118本)を記録した打撃力など、総合力の高さをアピールしました。

対戦したい選手にはオリックス・山下舜平大投手を挙げ、「同学年でもあるので対戦したときは打ちたい」と日本屈指の豪腕の攻略に意気込みました。

与えられた背番号は「1」。大きな期待を背負う21歳は「開幕スタメンを目標にやっていきたい。そこから1年間通して結果を残して、新人王という大きなタイトルを目指してやっていきたい」と、プロ1年目でタイトル獲得を宣言しました。

またフォトセッションを終えると、石井一久SDが新入団選手発表会見に参加したファンクラブの方に選手への質問を募集。

ファンから楽天で憧れている選手について聞かれると、「大先輩の浅村栄斗さんや鈴木大地さんとお話をして、仲良くなりたい」と答えました。

▽以下、楽天のドラフト指名選手一覧と背番号

◆本指名
1位:宗山塁(明治大学・内野手)＃1
2位:徳山一翔(環太平洋大学・投手)＃29
3位:中込陽翔(徳島インディゴソックス・投手)＃26
4位:江原雅裕(日鉄ステンレス・投手)＃40
5位:吉納翼(早稲田大学・外野手)＃36
6位:陽柏翔(茨城アストロプラネッツ・内野手)＃75

◆育成指名
1位:岸本佑也(奈良大学附属高・内野手)＃132