◇セ・リーグ　広島4-1ヤクルト（27日、マツダスタジアム）

新井貴浩監督の采配が的中した広島はヤクルトを下し、破竹の10連勝です。

この試合は前日5番を打っていたキャッチャーの坂倉将吾選手がスタメンを外れ、ベテランの會澤翼選手を7番キャッチャーでスタメン起用します。

0-0の5回、先頭の堂林翔太選手がツーベースヒットを放つと、その會澤選手が打席に立ちます。センター前にはじき返し、先制となるタイムリーヒット。その後同点に追いつかれますが7回、1アウト3塁のチャンスを作ると、再び會澤選手の打席。バットの先に当たった打球がセンター前へポテンヒットとなり、勝ち越しに成功。新井監督の起用に応えるタイムリー2本2打点をマークしました。

一方、広島の先発・床田寛樹投手6回犠牲フライを打たれ1失点しますが、8回途中1失点の力投。キャリアハイとなる9勝目を挙げました。

新井采配が的中した広島は破竹の10連勝。この内7試合が2点差以内で勝利と、接戦に強いカープが夏を熱くしています。