◇陸上・やり投げ 北口榛花選手奄美大島合宿（27日、鹿児島・奄美市）

奄美大島で合宿をおこなっている、やり投げ金メダリストの北口榛花選手が練習を公開しました。

指導を受けるセケラックコーチが現在チェコにいるため、時差を考慮し、午後3時頃からやり投げのトレーニングを開始。

練習中はスマートフォンで、セケラックコーチと連絡を取りながら修正を重ね、みっちり2時間、投てき練習を行いました。

コーチから遠隔で指示された足の動きやリズムを入念に確認しながら、投げ込みを続けた北口選手。

自分でルールをつくって練習しているという北口選手ですが、「ちょっと投げすぎかも…」と、振り返る場面も。

練習終盤には、「ラスト4本で、泣きでも2本です」と宣言し、入念にフォームチェックをしながら4本を投げましたが、その後、「後悔するかもしれないけど…」と泣きの2本にトライ。

しかし、それでも納得がいかず、「あと1本だけ、お付き合いください…」と、さらに1本を追加。最後は「やってよかった」と、満足げな表情で練習を終えました。