五十嵐亮太さん「シーズン通しての戦い方うまい」 大谷翔平が移籍した常勝軍団ドジャースを解説
左から五十嵐亮太さん、大谷翔平選手(写真:AP/アフロ)
野球解説者の五十嵐亮太さんが15日、大谷翔平選手が移籍したドジャースについて解説しました。
直近11年間で10回地区優勝し、全てプレーオフに進出し、2020年にはワールドチャンピオンに輝いた常勝軍団のドジャース。
チームメートとなる選手も豪華で、3月のWBCで決勝戦を戦ったアメリカ代表のムーキー・ベッツ選手やフレディ・フリーマン選手は、大谷翔平選手も手にした最優秀選手(MVP)を過去に獲得しています。また投手には通算210勝のクレイトン・カーショウ投手も所属しています。
「ベッツが1番、予想は2番に大谷、その後ろにフリーマン」と、大谷選手の打順を予想した五十嵐さん。
「これまでエンゼルスだと、大谷の後を打つバッターの打率がよければ大谷と勝負する。そうじゃなければ大谷と勝負する必要がなかった。でも、うしろにフリーマンが入ることで勝負せざるをえない状況が増える。そうなると、大谷のホームランが増える確率が上がると思います」とリーグ2位だった申告敬遠数(21個)が減り、投手が大谷選手と対決する状況が増えると解説しました。
五十嵐さんが感じる打者・大谷選手の魅力は、ホームランキングに輝いたパワー。「遠くに飛ばす能力、HRを打つ力、技術。これまで日本人のHRのタイトルがなかった中で、日本人のイメージ、メジャーリーガー全体、アメリカ人の日本人のイメージを変えることができた。そこまでできる日本人ってのは出てくるのかって思うほどの存在。そういったところが彼の魅力ですよね」と話しました。
今季のチーム成績は、リーグ3位の打率.257、2位の得点数を記録。五十嵐さんが1番と予想するベッツ選手は打率.307、39本塁打、107打点、3番に予想するフリーマン選手は打率.331、29本塁打、102打点を記録しており、ここにホームランキングの大谷選手が加わることとなります。
またドジャースの戦い方について「シーズン通しての戦い方がうまい。序盤、そこまで勝ち繋がらない中で中盤から後半にかけて一気に勝って結果、10ゲームくらい2位と離した。監督やスタッフがシーズンを乗り切るかのコツを絶対知っている」と話しました。
続けて「エンゼルスは1試合を何とか勝って、それをどれだけ続けるか。長いプランで戦うのが難しかった。でも、ドジャースは1年間を見越して、選手を休ませながらいい状態で年間通して戦っている。そういった上手さは他のチームより秀でている。大谷本人も試合に出たい気持ち強いけど、バランス見ながら、休ませながらリハビリに使えるような使い方をすると考えると、負担自体は過去のエンゼルスよりも少ない。いい状態で出られるので、パフォーマンスが上がる」と分析しました。
そして「打率は3割超えていきたいですし、本人も狙っていると思います。ホームランも投手やらない分集中できる。なおかつフリーマンが後ろ(3番)にくることで、勝負してもらえる打席数増えるので、44本が50本以上になる」と来季の大谷選手の成績を予想しました。
直近11年間で10回地区優勝し、全てプレーオフに進出し、2020年にはワールドチャンピオンに輝いた常勝軍団のドジャース。
チームメートとなる選手も豪華で、3月のWBCで決勝戦を戦ったアメリカ代表のムーキー・ベッツ選手やフレディ・フリーマン選手は、大谷翔平選手も手にした最優秀選手(MVP)を過去に獲得しています。また投手には通算210勝のクレイトン・カーショウ投手も所属しています。
「ベッツが1番、予想は2番に大谷、その後ろにフリーマン」と、大谷選手の打順を予想した五十嵐さん。
「これまでエンゼルスだと、大谷の後を打つバッターの打率がよければ大谷と勝負する。そうじゃなければ大谷と勝負する必要がなかった。でも、うしろにフリーマンが入ることで勝負せざるをえない状況が増える。そうなると、大谷のホームランが増える確率が上がると思います」とリーグ2位だった申告敬遠数(21個)が減り、投手が大谷選手と対決する状況が増えると解説しました。
五十嵐さんが感じる打者・大谷選手の魅力は、ホームランキングに輝いたパワー。「遠くに飛ばす能力、HRを打つ力、技術。これまで日本人のHRのタイトルがなかった中で、日本人のイメージ、メジャーリーガー全体、アメリカ人の日本人のイメージを変えることができた。そこまでできる日本人ってのは出てくるのかって思うほどの存在。そういったところが彼の魅力ですよね」と話しました。
今季のチーム成績は、リーグ3位の打率.257、2位の得点数を記録。五十嵐さんが1番と予想するベッツ選手は打率.307、39本塁打、107打点、3番に予想するフリーマン選手は打率.331、29本塁打、102打点を記録しており、ここにホームランキングの大谷選手が加わることとなります。
またドジャースの戦い方について「シーズン通しての戦い方がうまい。序盤、そこまで勝ち繋がらない中で中盤から後半にかけて一気に勝って結果、10ゲームくらい2位と離した。監督やスタッフがシーズンを乗り切るかのコツを絶対知っている」と話しました。
続けて「エンゼルスは1試合を何とか勝って、それをどれだけ続けるか。長いプランで戦うのが難しかった。でも、ドジャースは1年間を見越して、選手を休ませながらいい状態で年間通して戦っている。そういった上手さは他のチームより秀でている。大谷本人も試合に出たい気持ち強いけど、バランス見ながら、休ませながらリハビリに使えるような使い方をすると考えると、負担自体は過去のエンゼルスよりも少ない。いい状態で出られるので、パフォーマンスが上がる」と分析しました。
そして「打率は3割超えていきたいですし、本人も狙っていると思います。ホームランも投手やらない分集中できる。なおかつフリーマンが後ろ(3番)にくることで、勝負してもらえる打席数増えるので、44本が50本以上になる」と来季の大谷選手の成績を予想しました。