プロ野球・楽天の石井一久監督は20日、ドラフト会議直後に、都内の立教大学を訪れ、1位で交渉権を獲得した荘司康誠投手に指名挨拶を行いました。

ロッテとの競合の末、荘司投手との交渉権を獲得した石井監督は当たりくじを記念として荘司投手に手渡しました。くじには「無限の彼方へ　さぁ行くぞ!!」という言葉とともに直筆のサインが入っていました。また、ドラフト会場で「当たりくじと楽天モバイルの申込書をもって挨拶に行きます」と記者団に語ったとおり、荘司投手の隣で、申込書を手に写真におさまりました。

「顔もスタイルも僕よりは全然シャープなので、あんまり横に並びたくなかった」と苦笑いした石井一久監督。荘司投手にどんな活躍をして欲しいかと聞かれると「あんまり頑張りすぎないで欲しいですね」と即答。「スポット的なところでの指名をしたわけではなく、長く楽天の中で、エースとして君臨できる投手と思って指名させていただいたので、とにかく1年頑張りすぎず。ただ、頑張れば、それなりの成績がついてくると思うので、焦らないで頑張っていただきたい」とエールを送りました。

荘司投手は当たりくじを手にして「まさか、こうして形に残るモノをもらえるとは思っていなかったので、直接手渡しでいただけたのが実感がすごくわきました」と緊張の面持ち。それでも、「スケールの大きい選手になること。多くの方に愛されるような、長く活躍できるような選手になりたいと思っています」と意気込みました。