プロ野球・西武の今井達也投手が2日、球団事務所で契約更改を行い、3500万円アップの推定8000万円でサインしました。

今季は7月に月間MVPを獲得するなど、19試合に出場して防御率2.30、そして初の10勝(5敗)を挙げた今井投手。

「初めて2ケタ勝てたということで、来年への自信にもなった。でもまだできる。もっと上を目指さないといけない気持ちはシーズン中も持ち続けていた。素晴らしい投手陣なので、負けないように、その中でも1番を目指していかないといけない」と今季を振り返りました。

今季は規定投球回まであと10イニングでしたが、「(渡辺久信GMは)先発投手の中で1番投げる体力がある投手だと思っていると毎年言って下さる。先発投手をやっている上で、投球回数・イニングは大事な部分なので、そこは僕自身もまだ規定投球回を投げたことは1回(2021年)しかないので、来年頑張りたい」と話しました。

11月のアジアプロ野球チャンピオンシップ2023では侍ジャパンにも選出された今井投手は「僕に限らず（高橋）光成さんにしろ平良（海馬）にしろ、全員思っていることは一緒。そういう選手が集まると、チームの士気が上がる。毎日が刺激のもらい合いと、シーズン中に感じた。3人で引っ張っていけたら」と、球界を代表する選手への思いを語りました。

今後は平良投手とアメリカで自主トレを行う予定。「日本にいたら気づかない事もあると思いますし、練習方法はアメリカの方が発展している、最新だと思っている。自分の中の知識をどんどん増やして、来季に生かせれば」とコメント。

西武ではエースの高橋投手が部長で、今井投手が副部長の“ロン毛部”があり、「他球団で髪が長い選手は結構見受けられるのですが、西武はいないので、増えればなと。野手で伸ばす人が欲しい。山村(崇嘉)ですかね。ベッケン(渡部健人)は無理なので、(佐藤)龍世さんとかいいんじゃないですかね。いつもヘアバンドして試合に出られているので」と入部を呼びかけました。