『防御率1.14』中日・高橋宏斗は山本由伸超えなるか? 54年ぶり“防御率0点台”へも挑戦
中日・高橋宏斗投手(写真:時事)
シーズン残り17試合となった中日。高卒4年目の右腕・高橋宏斗投手は、ここまでの今季18試合に先発登板し、126.2イニングを投げ、防御率1.14、11勝3敗、勝率.786、118奪三振、0被本塁打。
今シーズン初登板は4月28日の広島戦と出遅れますが、それ以降は先発ローテーションを一度も外れることなく、チームをけん引する投球。エースとして大車輪の活躍を見せています。
規定投球回を満たしている投手では、唯一の被本塁打0。そしてリーグトップとなっている防御率『1.14』。2000年代になってからの最高防御率は、23年の山本由伸投手(当時オリックス、現在MLBドジャース)が記録した『1.21』。最優秀防御率のタイトル獲得と共に、2000年代の最高記録更新にも期待がかかります。
規定投球回の143イニングまで必要となるのは、あと16回1/3。通常のローテーション通りなら、残り3試合の登板が見込まれます。
またもう一つの大記録として可能性が残すのは、“防御率0点台”。ここから18回1/3を自責点0に抑えれば、一時的に『0.99』に突入。残り登板試合で自責点が増えなければ、見えてくる数値になります。
NPBで防御率0点台を記録した最後の投手は元阪神の村山実さん。1970年に『0.98』を記録して以来、NPBでは54年もの間、防御率0点台の投手が現れていません。高橋投手が達成すれば54年ぶり12人目の快挙。現代野球では、突出した記録になります。シーズン最終盤となる9月、高橋投手の記録のゆくえに大注目です。
今シーズン初登板は4月28日の広島戦と出遅れますが、それ以降は先発ローテーションを一度も外れることなく、チームをけん引する投球。エースとして大車輪の活躍を見せています。
規定投球回を満たしている投手では、唯一の被本塁打0。そしてリーグトップとなっている防御率『1.14』。2000年代になってからの最高防御率は、23年の山本由伸投手(当時オリックス、現在MLBドジャース)が記録した『1.21』。最優秀防御率のタイトル獲得と共に、2000年代の最高記録更新にも期待がかかります。
規定投球回の143イニングまで必要となるのは、あと16回1/3。通常のローテーション通りなら、残り3試合の登板が見込まれます。
またもう一つの大記録として可能性が残すのは、“防御率0点台”。ここから18回1/3を自責点0に抑えれば、一時的に『0.99』に突入。残り登板試合で自責点が増えなければ、見えてくる数値になります。
NPBで防御率0点台を記録した最後の投手は元阪神の村山実さん。1970年に『0.98』を記録して以来、NPBでは54年もの間、防御率0点台の投手が現れていません。高橋投手が達成すれば54年ぶり12人目の快挙。現代野球では、突出した記録になります。シーズン最終盤となる9月、高橋投手の記録のゆくえに大注目です。