MLB・オリオールズの菅野智之投手が日本時間19日、キャンプイン後に初めてブルペンで投球練習を行いました。

この日はキャッチャーを座らせカーブ、フォーク、ツーシーム、カットの4球種を交えた35球を投げ込みました。

菅野投手の投球を見守っていたフレンチ投手コーチは「今日投げた全球種の制球がよかった」と絶賛。その中でも、“スプリット”が一番の武器であると言います。

さらに「獲得の際にスカウトが出した報告通り素晴らしかった。やっと実際に見れてとても嬉しい」とコメント。「特に長旅のすぐあとなのにコントロールがぶれないところはさすがだった。今後は疲れや時差ぼけも抜けてもっと素晴らしいものも見せてくれるだろう」と、期待感をにじませました。

さらに菅野投手の球を実際に受けたサンチェス選手は、ブルペン練習の際に思わず“ワオ”と声を出しました。「完璧だった」とここでも絶賛。「特にストレートの低めのコントールが良く、目を閉じたままでもキャッチ出来るぐらい素晴らしいコントロールだったから。毎球言いたくなるほどだった」と、菅野投手の力あるピッチングについて言及しました。