プロ野球・巨人のヘルナンデス選手は5月途中に入団しました。6月22日現在で打率.338、本塁打3、打点10とチームを勢いづける数字を残しています。

「日本から話が来ないかなってずっと思っていました」

16歳の時にカンザスシティー・ロイヤルズと300万ドルで契約してから11年間のほとんどをマイナーで過ごしたヘルナンデス選手。巨人から話が来たときには、「よし！」と思ったそうです。

5月13日に入団会見をしてから交流戦の初戦、28日にデビュー。そこから8試合連続安打の活躍を見せました。

日本に来て約1か月半。慣れない土地で奮闘するヘルナンデス選手を支えているのは1歳8か月になる娘、アマイアちゃんの存在です。

ほぼ毎朝といっていいほど、朝起きたらアマイアちゃんとビデオ通話をしているといいます。また、日本に来るときはアマイアちゃんのお気に入りの犬のぬいぐるみを借りてきたそうで、“来年もし契約をしてもらえるなら日本に連れてきたい”と話していました。

言語が通じなくても身ぶり手ぶりでチームメートと交流し、1日でも早くなじもうとする姿勢を見せているヘルナンデス選手。「助っ人になってくれればいいですね」と話していた阿部慎之助監督の期待に応えられるか、注目です。