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【全日本大学女子駅伝5000mベスト上位20選手】 優勝候補筆頭の名城大から7人 拓殖大・不破聖衣来は2位

2022年10月28日 10:15
【全日本大学女子駅伝5000mベスト上位20選手】 優勝候補筆頭の名城大から7人 拓殖大・不破聖衣来は2位
名城大・山本有真選手(左)、拓殖大・不破聖衣来選手(右)【写真:日刊スポーツ/アフロ】

30日(日)に開催される第40回全日本大学女子駅伝。1区6.6km、2区3.9km、3区6.9km、4区4.8km、5区9.2km、6区6.7kmの計38.1kmで争われます。


今回エントリーされている選手の5000mタイムの自己ベスト上位20人は以下の通り。いずれの選手も15分台となっています。


【5000mベストタイム】
 1位 15分16秒71 山本有真(名城大4年)
 2位 15分20秒68 不破聖衣来(拓殖大2年)
 3位 15分31秒33 米澤奈々香(名城大1年)
 4位 15分33秒49 山崎りさ(日体大2年)
 5位 15分33秒69 小林成美(名城大4年)
 6位 15分42秒02 増渕 祐香(名城大3年)
 7位 15分44秒90 福嶋摩耶(城西大4年)
 8位 15分45秒96 永長里緒(大阪学院大2年)
 9位 15分47秒59 飛田凛香(立命館大4年)
10位 15分47秒62 原田紗希(名城大1年)
11位 15分48秒96 吉村玲美(大東文化大4年)
12位 15分49秒33 村松結(立命館大1年)
13位 15分49秒36 谷本七星(名城大2年)
14位 15分49秒88 山賀瑞穂(大東文化大4年)
15位 15分51秒09 柳楽あずみ(名城大1年)
16位 15分52秒18 北川星瑠(大阪芸術大3年)
17位 15分53秒55 村松灯(立命館大2年)
18位 15分53秒87 藤村華純(城西大4年)
19位 15分59秒21 幸田萌(東農大2年)
20位 15分59秒32 保坂晴子(日体大3年)

内訳を見ると、史上初の大会6連覇を目指す名城大学の強さが際立ちます。

今月のとちぎ国体では山本有真選手が日本学生歴代1位となる自己ベストを出し、出場選手トップ。10000mを得意とするキャプテンの小林成美選手、さらにルーキーの米澤奈々香選手、原田紗希選手、柳楽あずみ選手らも台頭しており、実に7人がトップ20位入り。少なくとも1人は全日本を走れないほどのハイレベルの選手層となっています。

2番目に多いのは前回4位の立命館大学から3人。10000mにも強いキャプテンの飛田凜香選手を中心に、4月自己ベストを出した村松灯選手ら下級生も力をつけており、虎視眈々と優勝を目指します。

そして2人いるのが日本体育大学大東文化大学、城西大学の3校。

前回5位の日体大は5月の関東インカレで優勝している山崎りさ選手がカギ。夏にケガをしたものの、9月の練習では、レース本番の設定タイムを上回る姿を見せています。

5年連続で総合2位の大東文化大は、3000m障害で世界選手権にも出場している吉村玲美選手がチームをけん引。全日本では3年連続で1区を経験。どこの区間に配置されるか注目です。

城西大は2人の4年生、福嶋摩耶選手、藤村華純選手が最後の全日本へ。福嶋選手は5月の関東インカレ10000mで2位、これまで3年連続で最長エース区間の5区を走っています。

前回、過去最高順位の3位の立役者、拓殖大学の絶対的エース不破聖衣来選手は5000mでは2位の持ちタイム。また10000mでは日本歴代3位の記録を持っています。今年はケガで前半戦を棒に振りましたが、9月の全日本インカレ10000mで復活の優勝。前回1年時は最長エース区間5区で6人抜きを達成、区間新記録。2度目の全日本でどんな走りを見せるか期待です。

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