◇プロ野球セ・リーグ　中日-阪神(16日、豊橋)

阪神先発の村上頌樹投手が5回、今季初めてのタイムリーヒットを許し失点を喫しました。

前回登板のヤクルト戦で6回まで無失点ピッチングを見せ、リーグタイ記録となる、開幕から31イニング連続無失点記録をマークしていた村上投手。7回にホームランを打たれ、新記録樹立とはならなかったものの、今シーズンの失点はその1点のみ。防御率0.28と抜群の成績を残していました。

しかしこの日の試合、5点リードで迎えた5回に落とし穴が。2アウト1、2塁とピンチを招くと3番・細川成也選手を打席に迎えます。全球ストレート勝負でフルカウントとなると、7球目に投じた一球は高めにいき、これを痛打されレフト前へのタイムリーに。村上投手はこれが今季初めて打たれたタイムリーヒットとなります。

さらに、続く石川昂弥選手にはフォークをとらえられ3ランを許し、この回まさかの4失点。5回で降板となりました。

村上投手は、この試合まで『走者あり』の場面では20打数1安打。さらに『得点圏』では7打数無安打と、圧倒的な被打率の低さを記録していました。

なんとか1点のリードは守りましたが、悔しさを残す登板となりました。