今回で９９回目を迎えた全国高校サッカー選手権が３１日、首都圏８会場で一斉に開幕。今大会は新型コロナウイルスの影響により、規模を縮小して開会式が行われました。

選手宣誓では、前橋商（群馬）の主将・石倉潤征選手が、「今年は新型コロナウイルスの影響で私たちの生活が制限され、誰もが全く想像していなかった１年となりました。私たち自身が希望の光となり、たくさんの方々へ希望を届ける大会にする。また次へとバトンをつないでいくためにも、感謝の気持ちを胸に精いっぱいプレーすることをここに誓います」と、力強く言葉を述べました。

そして、大会初日は１回戦１６試合が行われ、５大会ぶりの優勝を狙う東福岡が２－０で桐蔭学園（神奈川）に勝利。星稜（石川）はＰＫ戦の末に作陽（岡山）に敗れ、初戦敗退となりました。

また、前回準優勝の青森山田は来年１月２日の２回戦から登場し、広島皆実と対戦します。

全国３９６２校の頂点を目指す戦いは、来年１月１１日に埼玉スタジアム２○○２で決勝戦を迎えます。

【３１日・１回戦結果】
（山梨）山梨学院１－０米子北（鳥取）
（福岡）東福岡２－０桐蔭学園（神奈川）
（鹿児島）神村学園２－１前橋商（群馬）
（香川）大手前高松１－０札幌大谷（北海道）
（岐阜）帝京大可児３－１初芝橋本（和歌山）
（埼玉）昌平２（ＰＫ８－７）２高川学園（山口）
（沖縄）那覇西４－３明桜（秋田）
（東京Ｂ）関東第一４－０山辺（奈良）
（滋賀）近江１（ＰＫ５－３）１日大山形（山形）
（福井）丸岡１－０ルーテル学院（熊本）
（高知）明徳義塾２－０東海学園（愛知）
（茨城）鹿島学園１－０海星（三重）
（京都）京都橘６－０松本国際（長野）
（千葉）市立船橋４－１佐賀東（佐賀）
（兵庫）神戸弘陵学園５－０遠野（岩手）
（岡山）作陽２（ＰＫ５－３）２星稜（石川）