×

体操・村上 五輪メダルへ2つの武器を披露

2021年3月24日 19:17
体操・村上 五輪メダルへ2つの武器を披露

24日、東京五輪の代表入りが有力視されている、体操・村上茉愛選手(24)が日本体育大学(神奈川・横浜市)での練習を公開しました。

村上選手は新曲を使った床の演技を初披露。この種目は2017年の世界選手権で金メダルを獲得しており、東京五輪でもメダルが期待されています。

曲の変更理由を、「コロナ禍の自粛期間は試合が少なく、ずっと同じ曲で新鮮みが無かった」と語り、昨季まで使用していたギターナンバーから「音ハメを意識した、振り返って見てもらえるような曲」と評する、ポップな電子音を中心とした曲に変更しました。

また跳馬では、昨年12月の全日本選手権で初めて披露した大技・チュソビチナに挑戦。クオリティーを維持させるのが難しいという技で、この日は4回目の挑戦で本人も納得のいく跳躍が決まりました。

練習後、村上選手は「とれる種目は全部メダルをとる。目標に向かって練習するだけ」と、代表選考会の先を見据えて、東京五輪への強い気持ちを語りました。

体操女子団体の東京五輪代表内定は、4月の全日本選手権と5月のNHK杯の2大会の結果を踏まえて決まります。