姫野和樹が最終戦に出場 新人王の可能性も
30日、ニュージーランドで行われたスーパーラグビー・アオテアロア最終節、ハリケーンズ対ハイランダーズ。ハイランダーズの姫野和樹選手が4試合連続でスタメン出場しました。
姫野選手は4点ビハインドの前半18分、果敢にボールを運び、味方の逆転トライをアシストする活躍を見せます。その後も豪快なタックルを見せますが、後半9分に途中交代。試合は22対41でハイランダーズが敗れましたが、姫野選手はチームが選ぶマンオブザマッチに選出されました。
これでスーパーラグビーのルーキーシーズンを終えた姫野選手。通算成績は5試合に出場し、1トライ。記録には残らないものの、持ち前のパワーでタックルやジャッカルを何度も見せました。
新人王を決めるポイント争いで、現在10点でトップのコナー・ガーデンバショップ選手に次ぐ2位の8点。最終節の活躍により、逆転での新人王に選ばれる可能性があります。
ルーキーイヤーを振り返って姫野選手は、「全てにおいて結構いい感じだと思います。自分の体のフィーリングも全然悪くないし、もう少し手こずるかと思っていたんですけど、自分の中では納得していないわけではない。僕の活躍を見てスーパーラグビーで活躍できるのを感じてもらえたらすごくうれしいし、ここが子供たちの目指す場所になれば、すごくうれしい」とコメントしました。
ハイランダーズはプレーオフ進出を逃しましたが、姫野選手は5月14日からニュージーランドとオーストラリアのチームが対戦する「スーパーラグビートランス・タスマン」に参戦する予定です。
写真:アフロ