◇プロ野球セ・リーグ　ヤクルト-広島(9日、神宮)

ヤクルトのルーキー北村恵吾選手が初ヒットとなる満塁弾を放ちました。

3回、3点を加えたヤクルトは1アウト満塁の場面でルーキー北村選手が打席に立ちます。その初球、真ん中やや高めに入ったチェンジアップを打つとレフトスタンドに飛び込むグランドスラムとなりました。

本拠地の観客からは大歓声が沸き起こる中ゆっくりとダイヤモンドをまわった北村選手。青木宣親選手もベンチで思わず「すげえ」ともらし、先輩たちからも拍手や頭をポンポンと叩かれるなど、手荒い祝福で迎えられます。ヤクルトはこの回一挙7得点をあげました。

この試合の2回にはライトへの犠牲フライで初打点も記録しており、記録づくめとなりました。

この大活躍に「もしかしてもしかしなくても北村って天才なのでは？」「北村のグラスラで泣いちゃった」「ヤクルトの救世主、その名は北村恵吾、降臨」など祝福の声であふれています。