福岡と「一緒にもっと」 同期の坂手主将
15日に行われるラグビートップリーグ2021プレーオフトーナメント準決勝。トヨタ自動車と対戦するパナソニックが12日、試合前の記者会見を行いました。
インタビューに応じたロビー・ディーンズHCは「今週末、来週の試合は非常に楽しみ。我々はすべての局面で成長しているので今週末の試合でそこを見せたい」と意気込みを語りました。
パナソニックはここまで、プレーオフ初戦の近鉄戦を54-7、準々決勝のキヤノン戦を32-17で勝ち上がっており、坂手淳史キャプテン(27)は「ペナルティの少なさ、一人ひとりが判断していい規律が取れているところがこのチームの強み」と語りました。
また、今シーズン限りで引退の福岡堅樹選手(28)について、ディーンズHCは「彼の走るスピードは変わらない」とコメント。それに対し坂手キャプテンは「走るスピードは変わってないが、車の走る距離は変わっている」とトップリーグと大学生の両立を冗談交じりに話し、「堅樹のスケジュールは今までと少し変わっていると思うが、コンディションの作り方は彼自身しっかりやっている」「一緒にもっとやりたいという気持ちはあるが、堅樹の夢のために次のステップを応援したい。多くて残り2試合、一緒にできるのを楽しみたい」とコメントしました。
準決勝のトヨタ自動車戦は15日に花園ラグビー場で無観客で開催されます。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ