球団新記録となる11連勝中の楽天は、先月28日のロッテ戦でプロ初登板初勝利を飾った藤井聖（まさる）投手が先発。

3回まで無失点に抑えますが、4回、四球とヒットで、1アウト2塁1塁のピンチ。

7番・岡大海選手に、128キロのスライダーをセンターにはじき返され、先制点を許します。

さらに、続く福田秀平選手には、143キロのストレートをセンターに運ばれ、2点の追加点を奪われました。

5回途中3失点で降板した藤井投手は「ボールの強さは出せましたし、感覚自体は悪くなかったと思います。ただ、本当にちょっとしたコントロールなのですが、その部分が最後まで修正できなかったです。試合中に修正ができるようにならないと次の登板でも同じことを繰り返してしまうと思うのでしっかり練習します」と悔しい表情で振り返りました。

連勝記録更新を目指す楽天ですが、4回を終え、ロッテに3点をリードされる、苦しい展開となっています。

一方、先制タイムリーを決めた、ロッテの岡選手は「チャンスで回ってきたので、とにかく積極的に行こうと思った。河村（ロッテの先発）も頑張っているので、なんとか援護したいと思っていたので良かったです」とコメント。

また追加点の福田選手は「打ったのはストレートです。最初のチャンスで打てなかったので、次のチャンスでは打てて良かったです」とコメントしました。