岡本決勝弾で巨人連勝 首位と1ゲーム差
25日、セ・リーグ2位の巨人は本拠地・東京ドームで6位・広島と対戦。同点の8回裏、4番・岡本和真選手が決勝ホームランを放ち、5-3で巨人が勝利。首位・阪神が敗れたため、これで阪神とのゲーム差が1となりました。
試合を決めたのは、まさに4番の一発でした。この日、試合序盤は乱打戦となり、3回を終えた時点で3対3。しかし、4回以降は一転して投手戦。両チームともに投手陣が奮闘し、8回表まで「0」が並ぶ、締まった展開。
そんな膠着(こうちゃく)した雰囲気が漂う中で、迎えた8回裏。1アウトから3番・丸佳浩選手がヒットで出塁すると、ここで4番・岡本選手が打席へ。その初球でした。広島・コルニエル投手の157キロのストレートを完璧に捉え、打球はレフトスタンドへ一直線。値千金の勝ち越し2ランホームランに。リーグ単独トップに立つ第31号の一発が決勝打となり、巨人が5対3で勝利しました。
お立ち台に上がった岡本選手は、緊迫した場面での決勝ホームランについて聞かれると、「丸さんがつないでくれて、どさくさに紛れて打ったろかなと。初球からいこうと思っていたので、結果的にホームランになって良かったです」と明るくコメント。最後には「1試合1試合チームに貢献していけるように頑張ります」と早くも次の試合を見据えていました。
4番の活躍で勝利した巨人。首位・阪神が敗れたため、ゲーム差は1に。首位交代へ、26日も東京ドームで広島と戦います。