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巨人無得点で敗戦 9日から阪神と決戦

2021年7月9日 0:02
巨人無得点で敗戦 9日から阪神と決戦

8日、東京ドームで巨人対中日の試合が行われ、首位・阪神を追う2位・巨人は、中日・柳投手の前に4安打無得点に終わり、0対1で完封負け。翌9日からは、甲子園で阪神との首位攻防戦に挑みます。

この日は、相手の中日・柳投手が絶好調。圧巻の投球の前に巨人の安打は単打4本のみと、打線はつながらず。8回には、先頭の代打・亀井選手がヒットで出塁するも、後続が倒れ得点は奪えず。最終回は1番からの好打順でしたが、1番梶谷選手・2番坂本選手・3番丸選手と、中日の抑えR・マルティネス投手の前に3者連続三振。完封負けを喫しました。

これには原監督も「最終回も“KKK(3者連続三振)”だからね。何とかしないといけないね」と試合を振り返りました。

痛い敗戦の中でも良かったのは投手陣。先発・直江大輔投手が1点を失い、3回途中で降板となったものの、そこから今村投手・桜井投手・大江投手・ビエイラ投手と無失点リレー。「(試合を)作ったのは投手陣だよね」と収穫を口にしました。

巨人が敗れて、阪神が勝利したため、両チームのゲーム差は2.5に。翌9日からは、阪神と甲子園で3連戦が行われます。巨人は、リーグトップ8勝の戸郷投手、好調メルセデス投手、同じく8勝の高橋投手の先発3人で、敵地に乗り込む予定。

「明日から大一番が続きますから、しっかり戦います。」とすぐに気持ちを切り替えた原監督。週末、敵地での首位奪取を狙います。