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巨人連勝ならず原監督「打者の援護が必要」

2021年7月1日 3:14
巨人連勝ならず原監督「打者の援護が必要」

先月30日、8連勝中でリーグ2位の巨人はリーグ6位の広島と東京ドームで対戦。巨人の先発は山口俊投手。初回、侍ジャパンの広島・菊池涼介選手を空振りの三振で抑えるなど、三者連続三振で好調な立ち上がりを見せました。

その裏、巨人は2アウト1、3塁とチャンスの場面で打席には坂本勇人選手。その5球目、1塁ランナーがスタートを切り、遅れて3塁ランナーの松原聖弥選手がホームに突入。1度はセーフとなりますが、リプレー検証の結果、アウトとなり先制点は奪えません。

それでも山口投手は広島打線を相手に安定したピッチングを続けます。センター丸選手の好守備に助けられるなど、7回を終えノーヒットピッチング。

しかし、ノーヒットノーランまであとアウト5つとなった8回1アウトの場面。広島・野間峻祥選手に初安打となる第1号ソロホームランを打たれ先制を許します。打線も広島先発の九里亜蓮投手から得点を奪えず、0対1での敗戦。巨人は今シーズン初の9連勝とはなりませんでした。

試合後、巨人・原監督は「山口はいいピッチングだった。打者の援護が少し必要だった。でもそこが野球の難しさ。」と話し、7月1日先発予定の菅野投手について「本人もいい緊張の中で投げると思う。それをバッターもバックアップしてあげて、一丸となる。」と語りました。