２７日、東京ドームで行われたプロ野球セ・パ交流戦、巨人対楽天で、プロ初勝利を狙う巨人の先発・横川凱投手が今シーズン初登板。５回を投げ６奪三振２失点と試合を作りますが、プロ初勝利とはなりませんでした。

横川投手は初回、味方のエラーなどで２アウトながら１塁２塁のピンチ。しかし、楽天の５番・鈴木大地選手を空振り三振に抑え、無失点で切り抜けます。

勢いにのった横川投手は２回、３回を無失点に抑えますが、４回、２アウトから楽天・茂木栄五郎選手にソロホームランを打たれ先制を許します。５回にも１点を失うも、この回まで投げきり、５回９５球４安打２失点という内容でマウンドを降りました。

横川投手のプロ初勝利に向けて援護したい巨人打線ですが、楽天の先発・瀧中瞭太投手の前に５回まで２安打無得点と沈黙し、試合は０－２で巨人が敗れ、横川投手はプロ初勝利とはなりませんでした。

横川投手は、「粘り強く投げられたことは収穫ですが、勝負に行く最後の最後で甘くなってしまったことが反省です。今日の反省を踏まえてしっかりと意識して今後につなげたいです」とコメントしました。

原監督は、「ゲームは作りますね、期待通りのピッチングをしてくれた」と横川投手をねぎらいました。