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西武上間 チームの連敗止めるプロ初勝利

2021年4月27日 23:36
西武上間 チームの連敗止めるプロ初勝利

27日、6連敗中の4位・西武がメットライフドームで3位・ロッテと対戦しました。

プロ初勝利も目指す2年目の上間永遠投手(20)が連敗ストップのマウンドへ。変化球を中心に、ロッテ打線を2回まで無失点に抑えます。

しかし、0対0の3回。1アウト2塁のピンチを招くと、ロッテの1番・荻野貴司選手にタイムリーを打たれ先制を許します。

その後1、3塁とピンチを背負うも、「気持ちで負けないようにということを思って投げました」と3番・中村奨吾選手をカットボールで併殺打に打ち取り、最少失点で切り抜けます。

すると西武打線は1点を追う4回。1アウト2、3塁のチャンスを作ると、打席には6試合連続安打中のベテラン・中村剛也選手。「(上間投手は)本当に頑張っていたので、なんとか点を取りたいと思っていた」と、レフトへの逆転タイムリーを放ちます。上間投手は、「中村さんが逆転打を打ってくれた瞬間は、すごく気持ちが楽になりました」とコメント。

上間投手は、「調子自体は良くも悪くもなかったですが、自分のボールは投げられた」と5回1失点の好投でうれしいプロ初勝利。チームの連敗を6で止めました。

ヒーローインタビューで上間投手は、「コースに投げるのが自分のピッチングなので、今日はしっかり投げられたと思います。(ウイニングボールは)お母さんにあげたいと思います」と語りました。

また、西武・辻発彦監督は、「(3回を)併殺打で1点に終えられたのが非常に良かったですね。連敗が続いている中での先発だから、本人も連敗を止めたいという気持ちが強かったと思う。本当に頑張った」とコメントしました。