獅子男!西武山田が監督指導後にタイムリー
18日、パ・リーグ2位西武は首位ソフトバンクと対戦(メットライフドーム)しました。17日の試合に敗れ2位に転落した西武。その試合にスタメン出場するも無安打に終わった7年目の山田遥楓内野手(24)が、18日の試合前練習で辻発彦監督に約30分間バッティングを直接指導されていました。
「これまでのバッティングフォームはトップを取ったときに遊びが出てしまい、ミスショットが多かったので、遊びの出ない打撃フォームを教わった」という山田選手。
そして同点の7回。1アウト2塁の場面で山田選手に打席が回ります。「真っすぐに打ち負けないように、強いスイングを心がけた」と145キロのストレートを強振。ライトへ勝ち越しタイムリー2ベースを放ちます。
2塁ベース上では「テンションが上がりすぎた」と、去年から自主トレに弟子入りし、師と仰ぐソフトバンク松田宣浩選手の“熱男!”パフォーマンスをアレンジした“獅子男!”を披露しました!
さらに続く1番のルーキー・若林楽人外野手(23)もタイムリー2ベースを放ち、西武がこの回に2点をリードします。
しかし2点リードの9回。守護神の増田達至投手が先頭打者にフォアボールで出塁を許すと、6番の中村晃選手に同点の1号2ランホームランを打たれ、試合は4対4の引き分け。西武は首位浮上とはなりませんでした。
試合後、辻監督は「(7回は山田選手に)代打を出そうと考えたけど、ずっと練習をしていた。1打席目にファウルで粘ってフォアボールを選んだ。それもあったので山田に託した。結果が出て非常にうれしいですね」とコメントしました。
また、山田選手は「なかなか結果が出ない中、スタメンで使ってもらって、結果を残したい一心で試合に取り組んでいます。今後もこの練習を続けていきます」と語りました。