G山口 惜しくもノーヒットノーランならず
30日、東京ドームで巨人対広島が行われ、巨人の先発・山口俊投手が8回1アウトまで広島打線に1本のヒットも許さない好投を見せました。
山口投手は先週23日の登板で6回途中1失点で日本球界復帰後初勝利をあげていて、この日は復帰後2度目の先発登板。
初回、広島打線を3者連続三振にきって取ると、その後も最速150キロの力強いストレートと巧みな変化球で広島打線を手玉に取るピッチングを見せます。
勢いに乗った山口投手は、7回までノーヒットピッチングを見せます。しかし8回、1アウトを奪い、続く広島の野間選手にソロホームランを浴びてしまい、惜しくもノーヒットノーラン達成とはなりませんでした。それでも8回までを投げきり、許したヒットはその1本だけでした。
試合は巨人が0対1で広島に敗れ、連勝は8でストップしました。
試合後、山口選手は「ストライク先行で自分有利に進めていけたと思う」と話しつつも「1点でも負けは負けなので」と肩を落としました。
原監督も山口投手のピッチングに「球の走りが良かった、良いピッチングでした」と称賛しながらも、1球のホームランで敗れたことには「野球の難しさだね」と話しました。