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バドミントン里見&梶原 競技普及への思い

2021年9月6日 17:30
バドミントン里見&梶原 競技普及への思い

東京パラリンピックの新競技、バドミントンでメダルを獲得した8選手が6日会見を行いました。

車いすのクラスでシングルス・ダブルスともに金メダルを獲得し2冠を達成した里見紗李奈選手(23)は「目標としていた単・複ともに優勝することができて初代女王になれてすごくうれしい」と喜びを語りました。

バドミントン日本代表は今大会、金メダル3つを含む9つのメダルを獲得。日本の結果に金メダル2つで大きく貢献した里見選手は「東京での開催ということで、私としてはパラバドミントンがみなさんに知ってもらえるチャンスだと思っていた。結果としてこれだけたくさんのメダルを取ることができてみなさんに『パラバドミントンってこんなに面白い競技なんだ』と伝わっていたらすごくうれしい」と今大会の日本チームの健闘を振り返りました。

さらに、シングルス・ダブルスともに女王として臨む3年後のパリ大会については「きっとプレッシャーもすごいとは思うんですけど、やっぱり今回の大会もシングルス・ダブルスどちらとも世界ランキング1位というプレッシャーもありながらしっかり結果を残すことができたので、パリでも同じような結果が残せるように頑張っていきたい」とパラリンピック連覇へ意気込みを語りました。

また、車いすのクラスでシングルスで金メダル、ダブルスで銅メダルを手にした梶原大暉選手(19)は「シングルスでは最高の結果を残すことができてダブルスでは金メダルに届くことはできなかったんですけど銅メダルを獲得できてすごくよく思っている」と2種目でのメダル獲得に喜びのコメント。

さらに、19歳の初代王者は競技の普及についても触れ、「まだまだ競技人口も多くはないですし、もっともっと普及していけると思っている。若い選手も自分が活躍することでもっともっと増えてほしいと思っていますので、そのためにも自分がもっと頑張って結果を残し続けていくことが重要」と自身の今後の飛躍を誓いました。

写真:アフロスポーツ

左:里見紗李奈選手
右:梶原大暉選手