ラグビー日本代表と対戦するオーストラリア代表は２２日、主将のマイケル・フーパ―選手が前日練習を行う前にオンラインでの取材に対応しました。

フーパ―選手は、オーストラリア代表として１１５キャップを誇る世界的なプレーヤー。さらに、相手のボールを奪うプレー「ジャッカル」の世界的な名手としても知られています。会見の途中には日本の「ジャッカル」の名手、姫野和樹選手の名前を自ら口に出し、「姫野は素晴らしい選手。ニュージーランドでプレーしている時も素晴らしい選手だった。危険視している」と最大級の警戒を示しました。

また、日本については、「１５年Ｗ杯以降、急速に強くなっている。（攻撃では）ボールがよく動くので、我々にとっては大きなチャレンジになる。こちらのディフェンスで、日本のやりたいことをどれだけ封じることができるか。フィジカルの面で強みを出してスローダウンさせられると思っている」と分析。

そのうえで、「今週初めは湿度が高かったが、昨日今日と気温が低い。今の気候はラグビーをするには絶好の機会なので今回もうまくいけば、５連勝できると思っている」と現在４連勝中のチームの主将として力強く語りました。試合は２３日、大分県昭和電工ドーム大分で午後１時４５分キックオフ予定です。


写真：ＡＡＰ／アフロ