バド山口茜&常山幹太がアベック優勝
◆BWFワールドツアー・フランスオープン(スーパー750/パリ・31日)
バドミントンのワールドツアー・フランスオープン男女シングルスで、山口茜選手と常山幹太選手がアベック優勝を果たしました。
女子シングルスでワールドツアー2大会連続優勝を狙う山口選手は、日本勢対決となった決勝で高橋沙也加選手と対戦。
第1ゲームは高橋選手に6連続ポイントを許し大きくリードされますが、6-10から怒濤の9連続ポイントで一気に逆転。第1ゲームを21-18で先取しました。
続く第2ゲームは、相手のスマッシュをネット際に返す巧みなディフェンスでポイントを奪うなど、21-12と寄せ付けず、ストレート勝ちで2大会連続優勝を飾りました。
一方、男子シングルスの常山選手は、前日の準決勝で桃田賢斗選手の途中棄権により、決勝に勝ち上がりました。
2019年以来の、ワールドツアー優勝を目指す常山選手は、決勝で周天成選手(台湾)と対戦。第1ゲームは中盤まで一進一退の攻防となりますが、後半に突き放され15-21で落とします。
それでも続く第2ゲームでは、9連続ポイントを奪うなど、21-8と大差をつけファイナルゲームに持ち込みます。そして勝負の最終ゲームは終盤まで競った展開となりますが、相手のスマッシュをダイビングレシーブで返すなど、粘りのディフェンスからポイントを奪い雄たけびを上げた常山選手。1時間13分の熱戦を15-21、21-8、21-17で制し、格付けの高いスーパー750で初優勝を飾りました。
写真:アフロ