ラグビー代表、2m超の19歳をリーチ絶賛
ラグビー日本代表は12日、日本時間14日に行われるポルトガル戦の登録メンバー23名を発表し、日本代表出場経験の無い19歳、ワーナー・ディアンズ選手(東芝ブレイブルーパス東京)がリザーブとしてメンバーに登録されました。
ニュージーランド出身のディアンズ選手は、身長202センチ、体重122キロの大型ロック。今年、流通経済大柏高から東芝に入団しましたが、トップリーグでの公式戦出場経験はありません。
それでも、将来日本代表に選出される可能性のある高いポテンシャルを持った人材「ナショナル・デベロップメント・スコッド(NDS)」として代表入りしていたディアンズ選手。
期待の大型ロック、ディアンズ選手について日本代表の主力選手も大きな期待を寄せています。所属チームでも同僚のリーチ マイケル選手は、「ポテンシャルがものすごく高くて、世界でも通用する規格外の体格なので、彼がこの秋どれだけ成長できるか楽しみ」と将来性を絶賛。
稲垣啓太選手は、「スクラムやラインアウトで接点は多くなるので、彼にどういったことが伝えられるか、僕のラグビー人生を通して彼のような若手に何を残せるかが大事。期待も大きいし本当に楽しみな選手」と話しています。
日本代表は、19年W杯代表のロック、ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手がアキレスけん断裂の重傷で長期離脱中のほか、ロックで負傷者が続出し、ディアンズ選手ら新戦力の台頭が急務となっています。
世界ランキング10位の日本代表は2021年テストマッチ初勝利を目指し、日本時間14日に敵地でポルトガルと対戦します。
写真:毎日新聞社/アフロ
流通経済大付属柏高校時代のディアンズ選手