バド保木・小林ペア ガット切れるも勝利
◇バドミントン・ワールドツアーファイナルズ 男子ダブルス グループB(1日、インドネシア・バリ)
バドミントンのワールドツアー年間王者を決めるワールドツアーファイナルズが1日に開幕。ツアーランキング2位、男子ダブルスの保木卓朗選手(26)、小林優吾選手(26)がツアーランキング6位のインドネシアペアとリーグ初戦に臨みました。
第1ゲーム序盤、保木選手がレシーブで粘り、小林選手がスマッシュを決めるなどリードを奪いますが、中盤、相手の連続スマッシュに苦しめられるなど10-9と1点差まで詰められます。
後半、保木・小林ペアは着実にリードを広げますが、16-11と5点リードで迎えた場面。ラリーの途中に小林選手のガットが切れるハプニング。小林選手がラケットを交換する間、保木選手が一人でコートをカバー。最後は新しいラケットで戻ってきた小林選手が決めます。これで流れに乗った保木・小林ペアは第1ゲームを21-14で制します。
第2ゲームは一進一退の攻防。序盤リードを奪った保木・小林ペアですが、中盤に逆転され16-17とします。しかしここから、保木選手のドロップショットなどで4連続ポイント。再度逆転します。
第2ゲームを21-19で制した保木・小林ペア。ファイナルズ初戦をストレート勝ちです。
ワールドツアーファイナルズは、東京五輪金メダリストとワールドツアーランキング上位の計8組(シングルスは8人)2グループに分かれ、1グループ4組(4人)の総当たり戦で行われます。各グループの上位2組(2人)が決勝トーナメントへと進出します。
提供:Badminton Association of Indonesia/AFP/アフロ
※11月26日撮影
左:保木卓朗 右:小林優吾