２年ぶりに開催される卓球世界選手権。日本時間１７日、開催地であるアメリカ・ヒューストンに日本代表選手が到着しました。

続々と選手がバスに乗り込む中、ほかの選手から一人遅れて到着したのは石川佳純選手。まず「え、アメリカ暖かい。寒いかと思ってた」と第一声。すると、手荷物検査で起きた予想外のハプニングについて明かしました。「カレーパンが（荷物検査で）引っ掛かっちゃって。取られちゃった。パン…」持参したカレーパンが没収されてしまったことに落ち込みつつも、笑顔で取材に応じた石川選手、今大会は女子シングルスと女子ダブルスに出場予定です。

また、東京五輪で３つのメダルを獲得し、今大会でも活躍が期待される伊藤美誠選手は「五輪よりもたくさんの選手が出場するので、一戦目から面白い戦いになると思います。自分らしく戦って楽しく、目の前の一戦一戦を勝つことでつながると思うので、まずはシングルス、ダブルス２種目で目の前の試合を勝ち切ることが目標です。頑張ります。」と笑顔でシングルス、ダブルス２種目での活躍を誓いました。

さらに今大会、シングルス、ダブルス、混合ダブルスの３種目に出場する張本智和選手は、久しぶりの飛行機に「意外と楽しめた」と笑顔を見せました。「まだ世界選手権でメダルを取ったことがないので、今回絶対に（メダルを）取りたいです」と決意を語りました。

写真：Ｔ．ＬＥＡＧＵＥ／アフロスポーツ