「選手たちを褒めたい」駒澤大・大八木監督
◆秩父宮賜杯 第53回全日本大学駅伝対校選手権大会(7日、熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前、全8区間106.8km)
学生三大駅伝のひとつ全日本大学駅伝が7日行われ、駒澤大が2大会連続14回目の優勝を果たしました。
以下、優勝インタビュー
■駒澤大学・大八木弘明監督
――2連覇。今の思いは?
「この状況の中で開催していただいた方々に本当に深く感謝します。今日はベストメンバーではなかったんですけども、よくこのメンバー走ってくれましたね。選手たちを褒めたいと思います」
――最後までわからない展開だったが、最終8区はどんな思いで見ていた?
「昨年と同じく、ラストでどうなるのかなという思いで見ていました。花尾(恭輔選手)がスピードあるかな、どうなのかな、最後までちょっとひやひやでしたけども、最後逃げ切ってくれて本当にうれしいですね」
――勝てた要因は?
「6区、7区、8区で絶対前の方にいくということはミーティングの中でも言っていましたので、5区までの選手が、(7区の)田澤(廉選手)とかそういう選手に少しでも差をなくして渡すんだという気持ちが入ってくれていたのが今回の勝因じゃないかなと思いますね」
――令和の常勝軍団にまた一歩近づいた?
「これからまだ油断せず、次の箱根(駅伝)なんかも含めてしっかりやっていきたいなとは思っていますね」
■駒澤大学8区・花尾恭輔選手(2年)
――(フィニッシュ後)メンバーに飛び込んでいったがどんな思いだったか?
「正直、優勝というのは、ちょっといけるのかなっていう不安はあった。3位以内というのはチーム内の目標だったので、まさか本当に優勝できるとは思っていなかったので本当にうれしかったです。大学に来て、勝てたレースというのが本当になくて今回のレースが初めて勝てたのですごくうれしかったです」
――エース・田澤選手からたすきを受け取った重みは?
「たすきがすごく汗でびしょびしょで、選手みんながつないできてくれたという重み、みんなが頑張ってくれたというのがあったので自分も最後まで走れました」
――残り2kmで仕掛けた。あそこはまだ力があったのか?
「(青山学院大に)後ろにつかれたときはまだ大丈夫だなと思って。ラストスパートになったら勝てるかなという自信はあったので、実行できたことはよかったかなと思います」
※写真は2021年1月3日(日刊スポーツ/アフロ)