全日本大学駅伝 監督が語る抱負と決意
◆秩父宮賜杯 第53回全日本大学駅伝対校選手権大会(7日、熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前、全8区間106.8km)
学生三大駅伝の一つ、全日本大学駅伝の前日会見が6日に行われ、出場27チームのうち、前回王者の駒澤大、今年の出雲駅伝王者の東京国際大など6チームの監督がレースの意気込みを語りました。
以下、各監督の語った今大会の展望
○駒澤大・大八木弘明監督(前回の優勝校)
前半流れに乗って、後半勝負に行きたいとやはり思っております。昨年優勝していますけれど、今年ベストメンバーではなかなか臨めなかったところもありますので。目標としては3番以内に目標を掲げて頑張っていきたいなと思っています。
○東海大・両角速監督(前回2位)
「5年連続3位以内」という目標で準備してきました。三大駅伝の初戦の出雲、9位ということで、ちょっとふがいない戦いで終わりました。この駅伝は非常に相性のいい駅伝だなという風に思っておりますので、その相性の良さを生かしてですね、5年連続3位以内を目指していきたいという風に思っております。
○明治大・山本佑樹監督(前回3位)
キーワードは「激走!!」。目標はシード権獲得です。昨年3番に入りましたけれども、我々はまだまだチャレンジャーということで、ひとりひとりが自分の持っている力を、魂のこもった走りをしてシード権を獲得したいなと思います。それには上位争いをしなければシード権もとれないと思いますので、とにかく前にいるチーム、先頭集団にくっついてレースを進めたいなと思っています。
○青山学院大・原晋監督(前回4位)
今年はですね、ちまたではやはり昨年優勝の大八木監督率いる駒澤大学だと思います。私もそう思います。「男だろう」のかけ声でですね、学生たちがヒューンと走るんですね。その男の前で我々は走りたいし、27大学中我々の大学は一番のイケメン揃いでそろえています。「男前大作戦!」優勝を目指して頑張ります!
○早稲田大・相楽豊監督(前回5位)
テーマは再チャレンジ。目標は優勝です。その意図としましては、今年学生駅伝3冠にチャレンジするという目標を掲げて出雲に臨みましたが、6位と非常に残念な、悔しい結果で終わってしまいました。
この1か月間、この全日本に向けてチーム全体危機感を持って準備してきまして、仕切り直して優勝に向けてチャレンジするという意味の再チャレンジと、昨年のこの大会ですね、6区の途中まで先頭で逃げることができたんですけども、最後届かずに悔しい結果で終わってしまったというところもありますので。そこも含めて、この今年の全日本大学駅伝、再チャレンジして優勝にチャレンジしたいという風に考えております。
○東京国際大・大志田秀次監督(前回10位、出雲駅伝優勝校)
まずチーム目標は過去最高順位の3位以内を目指しています。理由としては今年のチームができてから、出雲は初出場初優勝を目指して大会に臨んだ。それは達成できたんですけども、次のこの全日本は選手の力をしっかり出せることが大事かなと思っております。そういったことでは、優勝ではなくまずはしっかりこのレースを他大学さんと競り合えるような戦力が整ってきたので、そこを確認したいと思っております。
写真:日刊スポーツ/アフロ
写真は前回大会の様子