インカレ慶応・佐藤翔「シード権とりたい」
◇第97回日本学生選手権水泳競技大会2日目(8日、東京辰巳国際水泳場)
東京五輪日本代表で慶応義塾大学の佐藤翔馬選手が100m平泳ぎに登場。予選は59秒76と全体トップで通過しました。
決勝では28秒31と自身が出した大会記録よりも速いペースで50mを3位タイで折り返すと、ラスト15メートルで追い上げトップに立ちます。
そのままフィニッシュし、タイムは59秒58。自身が2020年に達成した大会記録には100分の3秒届きませんでしたが、同じ慶応大の深沢大和選手とのワンツーフィニッシュに大きな笑顔がこぼれました。
「前半、大きく泳ぎすぎたかな。(59秒)58までタイムを戻してこられたのでよかった。今回は慶応(義塾大学)としてシード権獲得を狙っているのでこうしてワンツー(フィニッシュで)とれたのは大きい」
慶応大の男子はこの平泳ぎ100mで37ポイントを獲得。15位から6位まで順位を上げ、8位までに与えられる来年の出場シード権圏内に入りました。
佐藤選手は明日(9日)以降、メドレーリレー、200m平泳ぎに出場する予定です。