インカレ・五輪代表2人が同着大会新の珍事
◇第97回日本学生選手権水泳競技大会2日目(8日、東京辰巳国際水泳場)
女子400m自由形で東京五輪代表の日本大学・小堀倭加選手と近畿大学の難波実夢選手が4分7秒96の同着で大会新記録を出す珍事となりました。
400m自由形ではこの数年、コンマ数秒の差で小堀選手が勝ったり、難波選手が勝ったりとこの2人のトップ争いが繰り広げられていました。
レース後、小堀選手は「三連覇を狙っていたのでしっかりと優勝できてとてもうれしい。最初からトップで泳いで、最後まで1位でタッチしたかったが、最後はばてて追い上げられてしまった。けれど、2人で優勝することが出来て良かった。(難波選手とは)毎回コンマ何秒の差とかなので2人でもっと上を目指して頑張っていきたいです」と話しました。
今回、インカレ初出場の難波選手は「(小堀選手と)2人の勝負になると思っていたんですけど、まさか同着になるとは思っていなかったので、びっくりしています。(初のインカレは)チームのために頑張って、いい思い出になるようにしたいなと思います」と笑顔で語りました。