ブラウブリッツ 今季最終戦で"堅守速攻"を体現 過去最高の10位 初の勝ち越しも
サッカー明治安田・J2ブラウブリッツ秋田は、10日が今季の最終戦でした。
藤枝MYFCとの一戦は、チームが目指してきた「堅守速攻」が光った試合となり、エースが決めた1点を守り切って、勝利しました。
J2昇格後4シーズン目で過去最高の10位、初めてのシーズン勝ち越しも決めています。
10日、ホームで行われた藤枝との今季最終戦。
5100人あまりのサポーターが詰めかけました。
ブラウブリッツは、前半から藤枝にプレッシャーをかけ続けます。
堅守からの速攻は、吉田監督就任以来、チームが目指してきたサッカースタイルです。
10日、秋田が放ったシュートは、合わせて16本。
藤枝の5本を大きく上回り、多くの決定機を作りました。
試合が動いたのは、後半19分でした。
キャプテン諸岡が、敵陣深くでボールを奪うと、ゴール前で粘り強くつなぎ、最後は小松が押し込みました。
今季、エースとしての活躍を期待され加入した小松は、リーグ戦、チームで唯一、全38試合に出場。
2試合連続のゴールで、佐藤と並び、今季チーム最多の6得点目を決めました。
この先制点を守り抜いたブラウブリッツは、今季最終戦を白星で飾りました。
J2昇格後最高となる10位でシーズンを締めくくりました。
吉田謙 監督
「秋田は全員ひたむきです。J1に昇格する日が必ず来ます。これからも選手・スタッフにどうぞ熱い応援よろしくお願いいたします」