千葉ホテル強盗殺人事件 元従業員の男(47)を逮捕 事件への関与をおおむね認める 防犯カメラに似た人物映り浮上
千葉県市原市のホテルで起きた強盗殺人事件で、警察は話を聞いていたホテルの元従業員の47歳の男を逮捕しました。
逮捕された男は現場となったホテルの元従業員で事件への関与をおおむね認める趣旨の話をしているということです。
この事件は今月1日、市原市のホテルで従業員の佐伯仁美さんが、手首を縛られ、首を切られるなどして死亡しているのがみつかったものです。
客室の精算機が壊されていたほか、現場からは数万円が奪われていたものの佐伯さんのバッグや財布などは手つかずで現場に残されていました。
また佐伯さんはひも状のもので首を絞められていたほか、首や腹部には複数の切り傷があり、警察は強い殺意による犯行とみて調べていました。
警察は13日、この事件についてなんらかの事情を知っているとみて話を聞いていたこのホテルの元従業員の市原市に住む江川敦容疑者(47)を強盗殺人の疑いで逮捕しました。事件への関与をおおむね認める趣旨の話をしているということです。
現場ホテルに設置された防犯カメラに、江川容疑者に似た人物が映っていたことから浮上したということです。
警察は詳しい動機などを調べています。