サッカー明治安田J2リーグのブラウブリッツ秋田は16日日曜日に新たなシーズンの開幕を迎えます。

初めての試みはキャプテンの3人制。キャンプ先の四国・高知からリモート形式で吉田謙監督やキャプテンたちが新たなシーズンへの決意を語りました。
（取材協力:高知放送）

年明けの1月6日から高知県で新シーズンに向けたキャンプを行ってきたブラウブリッツ秋田。

今シーズンは「副キャプテン」や「若手キャプテン」などを置かず、3人のキャプテンがチームをまとめます。

初めてのキャプテン3人制について就任6シーズン目、吉田謙監督に聞きました。

「キャプテンを3人にした狙い、教えてください」

吉田謙監督
「3人で1つの塊となってチームを引っ張り上げる、そういう存在になってくれると信じております」「チームが苦しいときに、人が苦しいときにどれだけ力強い思いでチームを助けられるか、チームを引っ張っていけるか人間の力がある3人だと僕は信じています」

新たにキャプテンとなった1人がGKの山田元気選手、30歳。去年は特にシーズン後半、チームの堅い守りを支えました。

GK山田元気選手
「チーム引っ張っていくというのはもちろんなんですけど、どちらかというとチームを底上げしていきたいなと思って」「チーム全体を見ながら自分が気づいたことがあったりだとか、選手個人個人で「あっ」と思うことがあったらケアしてあげたりだとか、メンタルの底上げをしっかりしてあげたいなっ」

もう一人の新キャプテンはブラウブリッツ2年目、32歳のDF岡﨑亮平選手です。

DF岡﨑亮平選手
「（チームの）チャレンジ精神がけっこう今年は大きいなというところは感じてるんで、結果を出しながら修正するところは修正していきたいなという感じはしていて、結果がついてきたらもっと伸びるだろうし、そこでうまくいかなくても崩れないようにサポートしていけたら」

そして、昨シーズンに続きキャプテンを務めるのが中盤の要、MFの諸岡裕人選手。

MF諸岡裕人選手
「チームの雰囲気だったりとかチームの練習の強度だったりというのを常に求めて、本当に今年はチームメートにも厳しく求めていきたいですし、厳しく求める分、自分も本当に責任あると思うんで、自分自身にも厳しくやっていけるように1年間頑張りたいと思います」

今年のチームスローガンは「秋田一体魂」。

魂のこもったプレーで今年こそ、目標のJ1プレーオフ進出＝6位以上を目指します。

吉田監督
「魂のたまは日常から自分磨きをしなければ、光り輝かない。自分に向き合い、サッカーにど真剣に向き合い、その魂がピッチに出ると思います。ひたむきで全力な秋田のプレーを秋田の皆さんとともに戦っていきたいと思います」

ブラウブリッツの開幕戦は16日㈰、愛媛県でJ3から昇格してきたFC今治と対戦します。