【物価高騰の救世主】新生活の味方にも リユースショップ待望オープンに密着
もうすぐ4月。新生活に向け、なにかと出費がかさむこの時季ありがたいのが…中古品が安く手に入るリユースショップ!!
(客)「スリッパをかけられる。100円だった。」
物価高騰の影響などから、割安なリユース品の注目度が上昇していて、その市場規模は2030年には4兆円に達すると予測されるなど急成長しています。そんな注目の市場で、国内外合わせて991店舗を展開するのがセカンドストリート。家具や家電から衣類に日用品まで幅広く取り扱い、この1年で新たに78店舗もオープンさせている注目のリユースショップです。
そんな人気チェーンの新店舗が3月7日、浜松市にオープン!開店前には、およそ70人が行列を作りました。
(客)「負けたくなくて良いものを取りたいんで」
きょうのevery.lifeは、いま注目!!大型リユースショップのオープン日に密着!!みなさん何を買って何を売るのか?調査しました!
午前10時。
(店員)「お待たせいたしました。いらっしゃいませ。」
この日、浜松市内にニューオープンしたこちらのお店。開店と同時にお客さんが続々と店内へ。開店前から並んでいたこちらの女性は、迷わず買い取りコーナーへ。衣類などを持ち込んだようです。
(客)「夏物を高く買い取ってくれるときいたので、3.40点あるかもしれない、押し入れから出してきたので。」
実は、セカンドストリートでは、シーズンの3か月前に衣類を持ち込むと査定額がアップする仕組みで、今なら、春物や夏物を持ち込むのが買取金額アップのコツなのです。
こちらの女性は28点で、なんと1万5千円近くの買取金額に!今回は衣類の持ち込みがほとんどでしたが…
(客)「お店を見たら色々なものがあるから、こんなのも持ってきていいんだと思って。ニオイが違うなと思って使わなかった洗剤とか、食器も捨てるのもと思って押し入れに入れっぱなしだった。」
幅広いジャンルの取り扱いがあるのも、セカンドストリートの魅力。中には、こんなものを売りに来た人も!
(客)「トランポリンです。子どもと私が家で運動する用に買ったものなんですけど、ほとんど使ってなくて、たまに使うくらいだったので。」
今回、手放すことを決めたワケは、他にも…
(客)「ミニマリストの動画にハマっていて、物に頼らない生活をしたいと思って、要らないものが奥のほうに眠っていたり、着ない洋服が湧いて出てくる感じだったので、手放すと気持ちが良かった。」
トランポリンの買取金額は720円。スーパーでの買い物の足しにするということです。
売りに来る人もいれば商品を買いに来る人も!こちらにはサッカーのユニフォームを大量にカゴへと詰めるお客さんが!
(客)「ユニフォームを集めるのが好きで、古着屋に行ってレアなものが無いか調べている。今までに20着ぐらい集めたが増やしたくて。」
今では、リユースショップを巡り、レアなユニフォームとの出会いを楽しんでいるそうです。
(客)「年内に100着くらいは集めたいと思って」
今回ゲットしたイチ押しのユニフォームを見せてもらうと…
(客)「エスパルスのユニフォーム。リミテッドという、夏限定のユニフォーム。新品で買うと、サッカーのユニフォームが2万円とかするが、これが1200円。安い。」
掘り出し物やレアな商品もかなり安く手に入ったようで、13点も購入して、なんと1万3千円ほどと男性も大満足でした。
続いては、1フロアが服や靴などで埋め尽くされた衣料品のコーナーへ。若いお客さんの姿も多く見られます。高校生2人組に古着について聞いてみると。
(客)「流行っています。服好きな人は、古着屋さんに行く。古着持っている人が多いと思います。」
いまや古着は、学生の間でもブームとなっていて、 この日は、ニューオープンの情報を聞きつけ、古着を探しに来た学生がたくさんいました!
(客)「ナイキです。ナイキが好きでナイキを狙ってきました。」
ヴィンテージ感のある古着を着こなしたい若者が増える中、こちらの店では割安な商品が豊富にそろっていて、広い店内や入りやすい雰囲気も学生にとってはうれしいポイントなんだとか。
(広報)「現在の高校生から大学生は、小学校でリユースについて学ぶ授業があったり、2014年以降、フリマアプリで売買が一般的になったことで、古着に対する抵抗感が少ないのでは。」
調査を続けていると、大きなソファを4人がかりで運ぶ高校生が。
「Q.車に乗せるんですか!?」
(客)「家まで運びます!近いんで。」
店から家まで15分。なんと歩いて持って帰るというのです!
(客)「服を見ようとしたが、このソファに出会っちゃいました。これ4000円くらいです。めっちゃ安いです。」
古着を見に来たはずが、ブラックのカッコよさと安さに惹かれ、自分の部屋に置きたいと、衝動買いしてしまったそうです。一緒に買い物に行った友達が協力して運んでくれました。
「Q.運ぶって思っていましたか?」
(高校生)「思っていないです。」
歩くこと15分。友達の力を借り、無事に自宅まで運ぶことができました。
こちらで商品を選んでいたのは、5歳の女の子とそのお母さん。
(お母さん)「買わない?要らないの?」
娘のつむぎちゃんは公園で遊ぶのが大好き!しかし、子供の遊び道具は消耗が早く、安く買える中古品が助かっているそうです。さらに、今回のお目当ては他にも!
(客)「春になると新学期になるので、名前シールとかセカンドストリートだとそういうのがたくさん置いてあるので。」
就職や進学など、春から新生活を始める人に役立つ商品も多いそうで…こちらの方も。
(客)「子供用の家具ですね。教科書入れたりする用と勉強机に使えるかなと思って買いました。すごく安かったので、900円と1300円。」
2人いるお子さんが自宅で使っている勉強机や棚が古くなり、買い換えたいと思っていたところにこちらの商品を見つけたそうです。中古といえども、新品同様のキレイさ!早速、車に積み込みお持ち帰り!のはずが、、、
(客)「入らない。マジ!?ヤバ!どうする?」
バックドア部分の高さが足りずピンチ!!入れる向きや角度を変えるなど悪戦苦闘して…
(客)「乗った!?ギリ。イエーイ!助かりました。」
無事に持ち帰ることができた机は、春から中学生になる長男の元へ。教科書を入れる棚は中学3年生になる長女の元へ。4月からの新生活もこれで頑張れそう!と喜んでもらえたそうです。