MLB・ドジャースは日本時間15日、キャンプ3日目を迎え、練習前にフリードマン編成本部長が大谷翔平選手の二刀流復帰プランについて語りました。

昨季は打者としてシーズンを過ごした大谷選手ですが、投手としての復帰時期について聞かれると、「私たちは期日を決めてその日までに合わせるというようなことはしていない。私たちは今、彼の成長と回復を見守っている。ここまでと同じように良い状態を維持し、前進し続けると確信している。私たちが目標の期日を決めるのではなく、その過程の中で期日が決まっていく」と説明しました。

さらにフリードマン氏は大谷選手の復帰後は同一試合内での打撃と投球をさせる「二刀流」での起用も明言。

大谷選手はエンゼルス時代、シーズン中のスケジュールの大半を自分で管理してきたと言われていますが、復帰した後のスケジュールについて「彼は信じられないことをやっているし、その犠牲も大きい。彼がやっていることのデータは私たちはほとんど持っていない。彼のフィードバックが絶対に必要だし、彼は自分がどう感じているか、自分の体がどうなっているかということに非常に敏感なので、私たち全員が積極的に話し合う必要がある」とコメントし、密接なコミュニケーションをとった上で決めていくと話しました。

「大谷選手の復帰プランのデータ収集はできない。これは未知の領域なんだ。常にコミュニケーションを取りながら、私たち全員が同じ方向を向いていることを確認し、物事の成り行きを読んで反応できるようにしていかなければならない」と柔軟な対応をしていくことを強調しました。