スアレスが今季無傷の9勝目に「サイ・ヤング最有力」の声 防御率MLBトップ・今永昇太との差は?
■スアレスと今永、投手指標での差は?
二人の投手指標について、まず防御率ですが、スアレス投手は10試合を投げて1.36、今永投手は9試合で0.84。今永投手がMLB全体でトップの成績を残しており、スアレス投手はそれに次ぐ2位となっています。
また奪三振率も、スアレス投手の9.27に対し今永投手は9.73と、今永投手の方がやや高くなっています。
一方で被打率とWHIP(1イニングあたり何人の走者を出すか表す指標)ではスアレス投手が今永投手を上回る状況。被打率はスアレス投手が.174でMLB全体の2位につけているのに対し、今永投手は10位の.200。さらにWHIPでも、スアレス投手はMLB2位の0.79。今永投手も好成績ですが、MLB6位の0.91となっています。
<今季の成績比較>
◆レンジャー・スアレス
10試合9勝0敗
投球回 66.0
防御率 1.36
被打率 .174
奪三振率 9.27
与四球率 1.64
WHIP 0.79
◆今永昇太
9試合5勝0敗
投球回 53.2
防御率 0.84
被打率 .200
奪三振率 9.73
与四球率 1.51
WHIP 0.91