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スアレスが今季無傷の9勝目に「サイ・ヤング最有力」の声 防御率MLBトップ・今永昇太との差は?

2024年5月22日 15:48
スアレスが今季無傷の9勝目に「サイ・ヤング最有力」の声 防御率MLBトップ・今永昇太との差は?
レンジャー・スアレス投手(写真左:AP/アフロ)、今永昇太投手(写真右:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLB フィリーズ 5-2 レンジャーズ(日本時間22日、シチズンズ・バンク・パーク)

フィリーズのレンジャー・スアレス投手が7回108球を投げ、被安打5、与四死球2、10奪三振、1失点で9勝目を挙げました。

今季10試合に登板し、開幕から無傷の9勝0敗という成績を残しているスアレス投手。SNSでは「サイ・ヤング最有力だと思う」「今永昇太のライバル」などのコメントが寄せられています。

比較されるカブスの今永昇太投手も、同様に開幕から無敗で5勝をあげており、SNSで「このままの成績を維持すればサイ・ヤング賞当確」という声が上がっています。

■スアレスと今永、投手指標での差は?

二人の投手指標について、まず防御率ですが、スアレス投手は10試合を投げて1.36、今永投手は9試合で0.84。今永投手がMLB全体でトップの成績を残しており、スアレス投手はそれに次ぐ2位となっています。

また奪三振率も、スアレス投手の9.27に対し今永投手は9.73と、今永投手の方がやや高くなっています。

一方で被打率とWHIP(1イニングあたり何人の走者を出すか表す指標)ではスアレス投手が今永投手を上回る状況。被打率はスアレス投手が.174でMLB全体の2位につけているのに対し、今永投手は10位の.200。さらにWHIPでも、スアレス投手はMLB2位の0.79。今永投手も好成績ですが、MLB6位の0.91となっています。

<今季の成績比較>

◆レンジャー・スアレス
10試合9勝0敗
投球回 66.0
防御率 1.36
被打率 .174
奪三振率 9.27
与四球率 1.64
WHIP 0.79

◆今永昇太
9試合5勝0敗
投球回 53.2
防御率 0.84
被打率 .200
奪三振率 9.73
与四球率 1.51
WHIP 0.91

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