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ロッテ・種市篤暉 今季最長9回9奪三振1失点の好投 試合中にフォークを修正

2023年5月17日 5:30
ロッテ・種市篤暉 今季最長9回9奪三振1失点の好投 試合中にフォークを修正
ロッテ・種市篤暉投手
プロ野球パ・リーグ ロッテ1-1オリックス(16日 ZOZOマリン)

ロッテ先発・種市篤暉投手が今季最長の9回を投げ1失点、9奪三振。ヒットわずか3本に抑える好投を見せました。

今季4勝目を狙いマウンドにあがった種市投手。この日は2回まで打たせてとるピッチング、上々の立ち上がりを見せます。しかし3回、オリックス・紅林弘太郎選手にソロホームランを浴び先制されてしまいます。

しかし、許した得点はこの1点のみ。フォークを決め球にオリックス打線を抑えていくと、打線も4回に同点に追いつきます。種市投手は6回に1アウト2塁のピンチを招きますが、茶野篤政選手、T-岡田選手を落差の大きいフォークで連続三振。勝ち越しを許しません。

8回にも2アウト2塁のピンチを招きますが、ライト・和田康士朗選手の背走キャッチに助けられた種市投手。今季最長となる9回のマウンドにも志願してあがり見事三者凡退。しかし、同点のまま降板となり、4勝目とはなりませんでした。

試合後、種市投手は「最初から最後まで強い球で、ボール先行しないように意識していた。試合中盤にフォークの握りを修正したら落差が出たので、1つの修正点として覚えておきたい」とコメント。

試合はその後延長戦に突入しますが、両チームともに決め手を欠き引き分けとなりました。