【ラグビーW杯】稲垣啓太が敗退に涙「アルゼンチンは次も頑張ってほしい」勝者にはエール 日本代表の進退にも言及
◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会 プールD アルゼンチン39-27日本(8日、ナント)
ラグビーワールドカップ(W杯)のプール最終戦で決勝トーナメント進出をかけたアルゼンチン戦に敗れた日本代表。スクラムを最前列で支えたプロップの稲垣啓太選手は、試合後に人目をはばからず涙を流しました。
届かなかった2大会連続のベスト8の壁。「負けてしまったということがすべてだと思いますし、自分たちがやってきた準備が足りなかったとは思っていないですが、届かなかったというのが素直な印象です。ただ自分たちがやってきたことが間違っていないと今でも思っています。次に託したいと思います」と率直にチームを振り返ります。
敗因については、「相手にどうやってプレッシャーをかけるかというのがこの試合のテーマでしたけれども、コンテスト(競り合い)の部分で相手にプレッシャーをかけられた部分もありましたけれど、結局コンテストで相手に一歩上回られてしまったという印象が強いです。その結果、相手にキックボールをキャッチされてから得点を許してしまった、そこに反則を重ねてしまったときにスコアを許してしまった」と分析しました。
自国開催だった前回大会は、史上初のベスト8入り。新型コロナウイルスにより試合がなかった2020年などを経験。迎えたW杯イヤーは国内マッチやイタリア遠征で、チームは思うような成績を残せませんでした。
この4年間には、「あっという間だったと思います。すごく厳しい年もありましたし、今年も振り返ってみれば日本国内でなかなか結果を出せずにW杯に乗り込んできた。それでも自分たちのやっていることは間違っていないとチームでは信じてきました。ただ、最後の最後で一歩及ばなかった。アルゼンチンは次の決勝トーナメントでしっかり頑張ってほしいなと思います」と言葉を詰まらせながら話します。
今後の日本代表への進退については、「(代表は)選手としての、キャリアとしてのすべてだと思っていますし、自分がそこに戻るか戻れるのかはわからないですが、いまは特に考えていないです」と明言を避けます。また、「僕は日本代表にすごくプライドを持っていますし、同時にみんなに憧れられる存在でありたいなとずっと思っていました。今大会、結果を残すことはできなかったですけれど、僕らの姿を見て何か少しでも感じてもらえたらうれしいです」としました。
ラグビーワールドカップ(W杯)のプール最終戦で決勝トーナメント進出をかけたアルゼンチン戦に敗れた日本代表。スクラムを最前列で支えたプロップの稲垣啓太選手は、試合後に人目をはばからず涙を流しました。
届かなかった2大会連続のベスト8の壁。「負けてしまったということがすべてだと思いますし、自分たちがやってきた準備が足りなかったとは思っていないですが、届かなかったというのが素直な印象です。ただ自分たちがやってきたことが間違っていないと今でも思っています。次に託したいと思います」と率直にチームを振り返ります。
敗因については、「相手にどうやってプレッシャーをかけるかというのがこの試合のテーマでしたけれども、コンテスト(競り合い)の部分で相手にプレッシャーをかけられた部分もありましたけれど、結局コンテストで相手に一歩上回られてしまったという印象が強いです。その結果、相手にキックボールをキャッチされてから得点を許してしまった、そこに反則を重ねてしまったときにスコアを許してしまった」と分析しました。
自国開催だった前回大会は、史上初のベスト8入り。新型コロナウイルスにより試合がなかった2020年などを経験。迎えたW杯イヤーは国内マッチやイタリア遠征で、チームは思うような成績を残せませんでした。
この4年間には、「あっという間だったと思います。すごく厳しい年もありましたし、今年も振り返ってみれば日本国内でなかなか結果を出せずにW杯に乗り込んできた。それでも自分たちのやっていることは間違っていないとチームでは信じてきました。ただ、最後の最後で一歩及ばなかった。アルゼンチンは次の決勝トーナメントでしっかり頑張ってほしいなと思います」と言葉を詰まらせながら話します。
今後の日本代表への進退については、「(代表は)選手としての、キャリアとしてのすべてだと思っていますし、自分がそこに戻るか戻れるのかはわからないですが、いまは特に考えていないです」と明言を避けます。また、「僕は日本代表にすごくプライドを持っていますし、同時にみんなに憧れられる存在でありたいなとずっと思っていました。今大会、結果を残すことはできなかったですけれど、僕らの姿を見て何か少しでも感じてもらえたらうれしいです」としました。
最終更新日:2023年10月9日 11:00