【独占告白】金メダリスト・藤波朱理選手がロス五輪で「2階級制覇」を宣言! 「57キロ級でイチから挑戦したい」
女子レスリング・藤波朱理選手 パリ五輪後、初の試合出場へ
8月のパリオリンピックで金メダリストとなった三重県四日市市出身、女子レスリングの藤波朱理選手が、オリンピック後の初試合として、11月24日に開催する「東日本大学女子リーグ戦」に出場することを、自身のインスタグラムで発表しました。
三重・四日市市出身 藤波朱理選手(21):
「11月24日、(大学の)女子のリーグ戦に出ようと思っています。レスリング人気のためにみんなに告知して、見に来てもらう機会にしたい」
オリンピック後はメディア出演も相次ぎ、レスリングから離れていた朱理選手。現在の心境を尋ねると…。
三重・四日市市出身 藤波朱理選手(21):
「(パリ五輪前は)すべて解放されて、練習もせずに好きなものを好きなだけ食べて、それが幸せやと思っていたけど、それをやってみて、そうじゃないんだと。目標を決めて、目標に向かって頑張っているときが、生きている感覚がして輝いているなと思った。やっぱりレスリングなんだなと」
11月9日、練習拠点の日本体育大学を訪ねると、チームの真ん中で声を出す朱理選手の姿がありました。実は、10月から新チームのキャプテンに就任したのです。
他のメダリストの多くが本格始動していない中、復帰を決めた理由は、女子レスリング部を引っ張るという自覚の表れからでした。
三重・四日市市出身 藤波朱理選手(21):
「(大学で)唯一の団体戦。チームのためと思ったときに(試合に)出る決断ができた」
さらに、4年後の五輪連覇に向け、“階級”について驚きの計画も明かしてくれました。パリオリンピックでは53キロ級で金メダルを獲得しましたが…。
三重・四日市市出身 藤波朱理選手(21):
「次は57キロ級でも金メダルをとることが目標。(53キロ級で)このままいっていたら守りのイメージがあって。57キロ級でイチから挑戦したい」
公式戦137連勝中、オリンピックで金メダルをとった後もチャレンジをやめない朱理選手。これまで階級を下げて連覇した選手はいますが、階級を上げて連覇した日本人選手はいません。朱理選手にとっても大きな挑戦になりそうです。