巨人は31日、2月1日から行われる春季キャンプに向け、宮崎県内で全体ミーティングを行いました。

昨季は5年ぶりのBクラスとなるリーグ4位と、屈辱を味わった原巨人。今年のスローガンは「奪回」。原辰徳監督は3年ぶりのリーグ優勝に向け、チーム内競争、“実力至上主義”の重要性を伝えました。

◇原監督訓示全文
「選手にも、コーチ陣にも新しいメンバーが加わり、2023年のジャイアンツはまさに明日よりスタートを切ります。ベテラン選手も若い選手も、全員の力が必要です。一方、チームの中で戦いに勝ってもらわなければなりません。1年生も、ベテラン選手も、横一線からの戦いです。チームをつくる上で一番大切なことは、実力至上主義。実力のある者がきちんとゲームに出るという考えは変わりません。時間というのは誰にも平等に与えられています。その時間をプラスに変える、今日より明日、明日より明後日というような時間を過ごしてもらえればと思います。今年のチームスローガンは「奪回」。89年目を迎えたジャイアンツがいかに強く戦い、ファンの皆さんや先輩たちを喜ばせ、歴史に名を刻むことができるか。まずは明日から、チーム内の競争に勝ち、向上心やチャレンジャー魂というものをしっかり持って、戦ってもらいたいと思います。皆がそれぞれ今年の目標を持っていると思います。今年はそれを1日でも長く持ち続け、最後の最後まで戦って、皆で日本一を奪回するということを誓い合いたいと思います。健闘を祈ります。がんばりましょう」