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34歳でなお進化「疲労感が歴代のなかでも少ない」鈴木聡美が貫禄の泳ぎで100m平泳ぎ3連覇【競泳】

2025年2月17日 6:06
34歳でなお進化「疲労感が歴代のなかでも少ない」鈴木聡美が貫禄の泳ぎで100m平泳ぎ3連覇【競泳】
鈴木聡美選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)※写真は2024年パリ五輪
競泳 第40回コナミオープン水泳競技大会2025(16日、東京アクアティクスセンター)

競泳のコナミオープンは16日、女子100m平泳ぎで鈴木聡美選手が1分6秒62で優勝。大会3連覇と、前日の50mと2冠を達成しました。

鈴木選手は、昨年のパリ五輪・女子200m平泳ぎで4位、女子400mメドレーリレーでも5位入賞を果たしました。

この種目、コナミオープン3連覇を達成。2023年は1分7秒23、2024年は1分7秒42でしたが、34歳で迎えた今大会は、1分6秒62と前年までの記録を大きく超える記録をマーク。

試合後は「予選で早いタイムで泳ぐことができたので、まずはリベンジ成功かなと思ったところで決勝を迎えたのですが、思った以上にタイムが速くて。最初ゴーグル越しで見ていたので、だいぶ驚きました」と声を弾ませます。

2012年のロンドン五輪では、200mで銀メダルを獲得した鈴木選手は、パリ五輪でも4位に入り、「概念覆してるなという実感を持ってますね。私まだまだいけるんだなと自信を持つことができた」と笑顔をみせていましたが、今大会を終えて、「個人的な感覚ではあるんですけど、1レースにおいての疲労感とか、歴代のなかでも少ないのかなと。もちろん疲れはするんですけども、『もう立ち上がらない』といったことではないなと。今までの練習がレースの中で反映されているなという実感が持てている」と、34歳にして“進化”を遂げています。
最終更新日:2025年2月17日 6:06