◇プロ野球・巨人1軍春季キャンプ第1クール2日目（2日、宮崎市）

巨人の阿部慎之助監督が全体練習後に特守を行っていた秋広優人選手の練習を“お手伝い”する場面がありました。

松本哲也コーチからのノックを20分ほど受けていた秋広選手。練習場近くに監督の車が止まったのを見た瞬間「まさか2日目にして到来するとは･･･」と少し気が遠くなったそうです。阿部監督自ら足を使わせる厳しいノック。すでに足はガクガクでしたが、「いいよ、いいよ」などと前向きな言葉を発しながら、ボールを追いました。

「サブマネージャーから『キリン、きょう特守らしいで』って言われてたんですけど」と朝から予告は受けていたという秋広選手。約50分にわたる特守を終えると、「監督から直々に（ノックを）受けるっていうのは、なかなか普通のことではないと思うんで、感謝したいなと思います」と語りました。

阿部監督は今回の特守は「第一弾にすぎない」ことを示唆し、報道陣の笑いを誘いましたが、しばらく間を置くと、「頑張るでしょう、本人も」と秋広選手への思いも口にしました。