シドニーオリンピックの柔道金メダリストで全日本の監督も務めた井上康生さん（45）が、北九州市の中学校を訪れました。

井上康生さんは全国の小中学校や児童養護施設を回り、目標をもって挑戦することの大切さを伝える活動を続けています。14日は北九州市若松区の洞北中学校で全校生徒600人と交流しました。

■井上康生さん
「熱い志を持つ、熱意を大事にしていました。その思いが、自分自身が苦しいときも辛いときも助けてくれる要素にもなりました。」

このあと、柔道部員が日頃の練習の成果を披露しました。

井上さんは「難しいことをいきなりやるのではなく、自分ができることを一つ一つ積み重ねてほしい」とエールを送りました。