監督はINAC神戸で指揮も 水俣初の女子サッカーチームが県リーグで初陣
熊本県の女子サッカー1部リーグにこの春新たに誕生した「水俣ユニオンフットボールクラブウイメン」。
高校を卒業したばかりの選手から元日本代表のべテランまで県の内外から11人が入団しました。なかには地元企業で働きながらプレーする社会人選手もいます。
日本の女子サッカーは県リーグ、地域リーグ、なでしこリーグ、そしてトップのWEリーグがあります。
高校の部活動から社会人チームまで、全部で10チームの1部リーグからスタートする水俣ユニオン、目標は最短でのWEリーグ昇格です。
チームを率いるのは女子サッカーの強豪・INAC神戸レオネッサやミャンマー代表などで指揮を執った熊田喜則監督。開幕前のミーティングで、選手に心構えを示しました。
■熊田喜則監督
「チームって規律がないと自由が生まれない。自由の中に必ず規律があるんだよ。だから、時間を守るとかその中で自分たちで自由にやる」
迎えた開幕戦。注目の初戦には多くのサポーターが。
■サポーター
「水俣初のサッカーチームということで応援したいなと思って」
「(選手が)職場で一緒に仕事をされている方なので勝ってもらいたいですね」
相手は高校生チーム。開幕から勢いに乗りたい水俣ユニオン、試合開始直後でした!
ゲームキャプテンを任された井上未来選手が先制ゴールを挙げると!
怒濤のゴールラッシュで前半だけで4得点。後半も攻撃の手を緩めず、8対0で圧勝しました。
■井上未来選手
「みんな緊張はあったと思うのでこの一戦勝ったことで勢いに乗っていける試合かなと思います」
■熊田喜則監督
「もうちょい(得点が)入るんじゃ無いかなと思ったけどコンビネーションのミスやらで入らなかったのでそこは次のゲームまでに修正改善していく。水俣の女子サッカーのスタートなのかなと」